利用中の車がパンクした時はどうするの?
categoty:カーシェアリングの基礎知識Q&A | Posted by: | 更新日:2015年7月10日 公開日:2014年8月6日 |
最近では、車のタイヤのパンクにあうことは少なくなりましたが、車を利用する上では、タイヤのパンクの確率はゼロではありません。
このタイヤのパンク、以外にちゃんと理解されていないようですが、カーシェアリングやレンタカーを利用するときには、ちゃんと理解しておく必要があります。
パンクの修理代金は、原則利用者の実費負担?!
カーシェアリングには、任意保険が加入されているので、間違った理解をしている人も多いと思いますが、実は、タイヤがパンクした場合には、その修理代については、利用負担というところが一般的です。
タイヤのパンク修理代の実費負担は、カーシェアリングだけでなく、レンタカーの場合にもほとんどが利用者の実費負担となっていますね。
これは、日本の自動車保険(任意保険)のほとんどが、タイヤなどの消耗品については、補償対象外としていることが理由らしいです。
海外のレンタカーでは、タイヤの交換ではなくパンク修理程度であれば、レンタカー会社の負担となるところもあるようですが、日本のレンタカーやカーシェアリングの場合は、私の知る限りでは、タイヤの破損による交換代やパンク修理代は、利用者の実費負担となっています。
パンクしたタイヤを修理せずに、車に搭載されているスペアタイヤに交換して車を返却しても、後日、タイヤ修理代の請求連絡がきますので注意しましょう。
カーシェアリングの車がパンクした時の対応方法
カーシェアリングの車だからといって特別なことはほとんどありません。
パンクしたと思われる時には、あわてずにハザードランプを点滅させ、車を安全な場所にゆっくり移動させます。今のタイヤは、バースト(破損)でもしない限りいきなり空気が抜けることは少ないので、あわてずに車を移動させましょう。
安全な場所に車を停車したら、タイヤの状況を確認します。次に、ナビなどで、近くにガソリンスタンドがないか確認します。車に搭載されているスペアタイヤに自分で交換する方法もありますが、タイヤの交換に慣れていない人の場合は、時間もかかりますし、危険も伴いますので、近くにガソリンスタンドがある場合には、ガソリンスタンドでタイヤを見てもらう方がいいでしょう。
スペアタイヤに交換しても、結果として、通常タイヤの修理代が後日、請求されますので、よほど街から離れて場所でもない限り、ガソリンスタンドやオートバックスやイエローハットなどでパンク修理をしてもらいましょう。タイヤが裂けているような状況でもなければ、多くの場合パンク修理(穴にゴムを挿入接着)で済むと思います。
なお、最近では、スペアタイヤの搭載のない車には、タイヤ応急修理キットが搭載されていますが、カーシェアリング運営会社によっては、使用した場合に、タイヤ応急修理キット代金の請求がくる場合があります。これは、カーシェアリングに限った話ではなく、レンタカーでも運営会社によっては、タイヤ応急修理キットを利用した場合には代金は利用者負担になります。
カーシエリングでパンク経験をして学んだ点。一般道ならまだしも高速道でパンクしますと大半タイヤサイドがダメージを受け修理不能になる可能性が大である事を悟りました。従って新品タイヤの交換費用負担が発生致しますので要注意です。
但し一部の会社では僅かな金額で交換費用をも保険でカバーしている所もありますのでご参考にしてください。何しろ高速道でパンクしない保証はありませんし、パンクすると最悪です。